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九月 姫柾木のお生花

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姫柾木(ひめまさき)のお生花です。
姫柾木はニシキギ科。ニシキギ科は他にマユミやツルウメモドキがあります。
柾木はねばりがあって(いけばなでいうねばり、とは矯めがきく、という意味です。
枝の向きが変えやすい・力を加えてもぽきん、といかない)お生花向きの花材です。
矯めが利いてお生花向きの花材は他に先月の槙や赤芽柳がありますが
それらは基本的に1本づつの花材となって手元にくるので枝の先端からそれぞれの役枝の長さを取って、活けていくのに対し
今回の柾木はかなり枝分かれしているので、役枝によっては先端から長さを取ったり
短めに枝分かれしているところを取ったり、いろいろで
なんというか、自分でプロデュースできる範囲がとても広いという印象でした。
九体の副え流し、ということだったので
真、内添えは長く一本で取れる枝を使いましたが
あとは自分に当たった花材しだいで
自分の取りたい役枝がひそむ枝を探す、という感じ。
私のいれた作品には胴は総囲いになる枝が一緒になってるし、
控は留めの沈みにとれるような枝がついたものをえらびました。

花材は花屋さんが一つづつくんでくれるので(これはお稽古のときはいつもそう)
「もー、同じむきばっかりやん!」
「やだぁ留にできるのない~」(←ざっくり決めてから長さを取っていかないと、足りなくなることはある、と分っちゃいるのである)
と騒いだりしてしまう。
なんでもそうだけど、特にお生花は
「最初に全体を見渡して、決めて、長さを取って、実際にいけていくときに長さの微調整だけでいく」
ようにするのは大事なのです(自戒)。

今回はそれぞれの役枝を最初に決めることはできなかったけど
一つずつ取っていきながら、ぴたりぴたりと嵌っていくいく感じがして手ごたえがありました。
副の沈みはもう少し長く、副の半分の長さが必要なのですが(枝がなかった)、これはこれで大丈夫らしい。
副え流しらしい曲がりを先生がつけると、らしくなりました。
控も高いのだけど(別れ枝の位置からしてこれ以上短く出来ない)そういう場合は留の沈みをもう少し足して自然に繋がるようにすればいいそうです。

         お手本
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ところで、ワタシはいつも柾木を見るたびに思い出すものがあるのです。
これなんですけどね。
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長い紙を交互に折り重ねていくとちょっとバネ状になる、これ→
実際に作ってみたらそれほど似てないけど(笑)
子供の頃、この形状がすごく好きでした。
by fukumimi_0306 | 2009-09-08 14:47 | いけばな