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カテゴリ:いけばな( 37 )

松の立花

先週は大きな花展がありました。
例年は大阪の難波まで行かなくてはいけないけど、今年は京都であったので前期も後期も堪能できました。
それにしてもすごい人出で。
人の波の合間に揉まれながらあっちこっち行ったり来たり。

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師匠の立花も最初は見落としてしまいました・・・
会場が二つに分かれていたので、「あ、第二会場のほう?」と思って第一会場を出て
第二会場へ行って、さてチケット出そうとすると・・・ない。
第一会場で渡されたパンフレットを見せて、入れてもらって。
でも師匠の作品はないのでした。ひ~
会場図で確認・・・うーん一つのエリアまるまる見落としてるわ。
再入場・・・チケットないし~
ちょうど受付に先生がいらしたので事情を聞いてもらって入り口のお姉さんに話してもらいました。
「うんうん、あるあるそういうこと」と言ってくださいましたがセンセイはそういうことないんだろうな・・・
ワタシはしょっちゅうです・・・(反省)

人はますます増えてますが、先生の作品は入り組んだコーナーにあったので写真を撮ることができました。
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すごく、カッコイイ。この枝、すごい。
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作品の右から見るとこんな格好の枝です。
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流派によって立花はちょっとづつ違いがあるのがだんだんわかってきたけど
やっぱり先生のはきりっとして、とても好き。


いままで笛をはじめとしていろんな先生に付いてきたけど
先生の作風を好きになれるっていうのは、当たり前のようでなかなかないことかもしれない。。。
私はとても幸運だと思う。
by fukumimi_0306 | 2009-10-20 22:09 | いけばな

いいぎりの赤い実

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いい義理、ではなくて飯桐です。
ざっと検索してみるとこの木の葉でご飯を包んだことから飯桐だとか。
いけばなでは房状の赤い実の付いた枝をいけます。もう葉は付いていません。
花展から流れてきた飯桐の実、活けなおしのとき落とした分から貰ってきました。
このまま皺にならずに乾いてくれたらリースを作ろうともくろんでます。
いいぎりの赤は朱に近くて日本的な色だと思う。鳥居の色。
クリスマスよりお正月のリースだな。
            (もう正月の話?)


最近妙にはまってるのは「磨くこと」
フライパンの蓋・電子レンジの内部・フローリングの床・おさいふ・・・・
フライパンの蓋は絶対もう取れない!というくらい油の膜が何重にもこびり付いていたのだけど
ある時蓋をして火を付けて熱くなったとこを使い終わった電車のカード(一日乗車券とか、テレホンカードに似たやつ)でこすってみるとずるずるっと取れて、それ以来病みつき(一回では取りきれないくらいこびり付いてるので)。
それをきっかけにしてあれこれ磨きたくなった。
フローリングは安物の合板らしく、磨いてもあまりいいツヤはでない。
それとももっといいワックスだったらぴかーっとなるのかしらん。いやいや、まあまあ、ごしごし・・・・
お財布も毎日磨いてやると金運があがるらしい。
クリーナーとミンクオイルを使って、ふきふき。
今のところ中身が出て行くばかりだけど、もうすぐ仲間をつれてきてくれる・・・はず(^-^)v

財布といえば先日、みりん干しの出店でおばちゃんに試食を進められて、お買い上げすると
「ま、素敵な財布ね(じつはよく言われる。ここまではよい)。
  あなた、その財布、すごく探し回ってやっと買ったんでしょ。わかるわよ。」
といわれ、図星だったので気恥ずかしかった。
by fukumimi_0306 | 2009-10-17 22:35 | いけばな

やまなしの実

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やまなしの実です。
某エントランスに入れてる枝から落とした部分を部屋で入れてたら
10日あまり経ってこんな色に変化してきました。
少し柔らかくなってます。







やまなしの実を花材として見るのは初めてです。
枝の感じからいってバラ科だろうと思ったけど(梅も桜もバラ科です)
まさかやまなしとは思いませんでした。
やまなしは春に新芽を使うほうでお馴染みでした。
銀色の産毛に包まれて折りたたまれた葉が開いていく様子が素敵な花材です。
裏白、とも言います。
「やまなし」なんだから梨の実がなるんだろうとは思ってましたが、予想をはるかに上回る小ささ。
こうやって熟してくると黄色からオレンジのグラデーションがなんとも愛らしい。


「やまなし」は宮沢賢治のお話のほうが有名かも。
蟹たちの住む川にとぷん、と落ちてきてお酒になるんですよね。
こんなに小さい実では「とぷん」ともいわず流れ去って行きそうです。
山の木で熟したらいい匂いがするのかもしれません。
それとも詩人の空想力なのかな。
そうかも。
呉羽梨をしゃりしゃり齧りながら
この匂いと味を持つ愛らしい「やまなし」の実を思うのです。
by fukumimi_0306 | 2009-10-14 21:43 | いけばな

やまなしの実と菊いろいろ(+りんどう少し)

某ビル、まだまだ木苺と菊持ってるけど
昨日一日だけ作られた作品があるからそれを活けてみない?ということになりチャレンジです。
いったん活けられた作品はそのときの花器にあわせた長さに切られてるから別の花器に生けるのは難しいよ、と言われているのです。
そっかなー、いいよーやってみたーい、と軽い気持ちで取り掛かります。

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ぜいぜい・・・・
これ二時間半ほどかかってしまいました・・・
まず、やまなしの枝が太く固く、なかなか剣山に固定できなかった。
(今もちょっと不安。もっとがっしり留めないと何かの拍子に倒れたら目も当てられないのに・・・)
やっと決まって、菊を入れ始めるも、ものすごい量!
動く山梨の枝、しっかり差され!と押えると剣山ごと動く動く。
どうしても前に倒し目に花を入れるので剣山の後ろが浮いてしまって、それにつれて先に入れた花の角度が変わってしまう。
いろんな菊を入れる(菊一式と言う)のはすごく楽しいのだけどね。

このくらい大きな花器にいろんな色の花を入れる場合は混ぜ込んでしまわないで
エリアで色彩を変えるといいよ、と言う風に聞いていたので
右側はピンク系、左側は白&黄色系でまとめていきます。

暗めの赤に写ってるけど、実際は赤みがかった紫の菊とピンクの二輪菊。それに明るめのりんどうの側。
もともと短めになっていたので必然的に右側決定。
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白い糸菊は茎が長く、数も多く、ホントに美しい形をしていたのでメインに。
アイボリーがかったのと黄色のは左側に。
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ビルに入ってるコーヒー屋の子が「お疲れっす!」と声をかけてきました。
若い子は横目で見て会釈だけして通り過ぎることが多いのだけど、この子は花好きらしい。
「テーマは秋っすか」
「やっぱり、実が入ってると秋って感じっすよね」
いやぁ、おばちゃん嬉しいわ。
若い男の子ってきれいに咲いてるのと枯れてるのと区別つかないのもいるからね・・・



10月10日 菊がだんだん減っています。この日はこんな感じ。

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ぱっと見、あんまり変りませんね(笑)。
なんか、写真で見るとバランス悪いな・・・
  (何回もじーっと見てるとわからなくなります。
   ぱっと見たときの印象のほうがあてにできる)


10月12日 黄色い菊がしなびてきたので抜きました。明るさは減ってしまったけど、この色の組み合わせのほうが好き。赤紫の菊は画面で見るよりも明るい色です。ダリアみたい。

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白い糸菊も開ききりました。(生けたてのと(一枚目)比べると芯の黄色が見えてます。)
by fukumimi_0306 | 2009-10-03 21:04 | いけばな

菊と木苺の葉+ホトトギス(少しだけ)

某ビルエントランス、続行中。
これは24日に入れた花。
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ちょっと枝が茂りすぎかも。。。
すごく大きな木苺の枝が入っていたので、菊のほうが添え物のようになりました。
木苺の葉は緑が少ないときや、足元(水際)がすかすかしているときなどにちょっと足すのに便利なんだけど
こうやって見ると、軸の部分がほんのり赤くなっていて、なかなかキレイなものです。
これの前に入っていた花のなかにまだ使えるホトトギスがあって
その斑点の色と木苺の枝の赤が利いてる、と思う。
・・・しかしこの写真ではその赤はほとんど写ってませんね(汗)。

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菊の側からななめに見て。
(今回は正味1時間でいれた。前の百合は2時間かかってる・・・やはり一時間くらいで入れるのが理想的)
by fukumimi_0306 | 2009-09-26 20:36 | いけばな

百合とトルコキキョウ、つるバラの実

これは9月10日にいれた花。
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百合は華奢な茎が花の重みで裂けてくるので全て補強してあります。
夏に使っていた百合は補強はいらなかったから、これも季節の移り変わりってことなのかな。
赤い実が秋らしさを感じさせます。

  まあ、しかし、枝がクロスしてるしあまりよいできではありません。
  そういえば活けるのにやたら時間かかってしまったのを思い出した。 
  入れているうちに補強が必要だと分かって、それからやり直したようなものだから時間が掛かったのは仕様がないんだけど
  でも時間をかけすぎて、良いものができることはほとんど、ない。

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花器の縁に濃く薄く落ちる影が好き。
by fukumimi_0306 | 2009-09-24 22:00 | いけばな

夏の終わりの立花

いつもは4月の初めにある花展が今年は9月にありました(前期10~12、後期13~15日)。
どれも力作で、すご~い・・・と圧倒されたのですが
後期に出瓶された師匠の立花がワタクシの好みに壷だったので
記録にとどめておきたいと思います。

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枯れたひまわりとバラ。
バラの少しくすんだ色が晩夏らしい。

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ひまわりの種の鈍く光る、存在感。
うねる茎は別種の生き物のようです。
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代表者席は前期・後期通しだったので同じ作品を出されていた流派も多かったのですが
師匠は前期は秋の和花を使ったきりりとした立花、後期は上のような立花を出されてました。
前期のは写真に写せなかった・・・
前期は他に合作席でアジアンな立花もありました。
観葉植物で構成された立花は一見、立花に見えないのですが
さすがに完成された形でとても迫力がありました。
赤ちゃんの頭ほどもあるエアプランツも使われて、興味深い。
あれはいつか私も使ってみたいな・・・
by fukumimi_0306 | 2009-09-23 21:49 | いけばな

九月 姫柾木のお生花

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姫柾木(ひめまさき)のお生花です。
姫柾木はニシキギ科。ニシキギ科は他にマユミやツルウメモドキがあります。
柾木はねばりがあって(いけばなでいうねばり、とは矯めがきく、という意味です。
枝の向きが変えやすい・力を加えてもぽきん、といかない)お生花向きの花材です。
矯めが利いてお生花向きの花材は他に先月の槙や赤芽柳がありますが
それらは基本的に1本づつの花材となって手元にくるので枝の先端からそれぞれの役枝の長さを取って、活けていくのに対し
今回の柾木はかなり枝分かれしているので、役枝によっては先端から長さを取ったり
短めに枝分かれしているところを取ったり、いろいろで
なんというか、自分でプロデュースできる範囲がとても広いという印象でした。
九体の副え流し、ということだったので
真、内添えは長く一本で取れる枝を使いましたが
あとは自分に当たった花材しだいで
自分の取りたい役枝がひそむ枝を探す、という感じ。
私のいれた作品には胴は総囲いになる枝が一緒になってるし、
控は留めの沈みにとれるような枝がついたものをえらびました。

花材は花屋さんが一つづつくんでくれるので(これはお稽古のときはいつもそう)
「もー、同じむきばっかりやん!」
「やだぁ留にできるのない~」(←ざっくり決めてから長さを取っていかないと、足りなくなることはある、と分っちゃいるのである)
と騒いだりしてしまう。
なんでもそうだけど、特にお生花は
「最初に全体を見渡して、決めて、長さを取って、実際にいけていくときに長さの微調整だけでいく」
ようにするのは大事なのです(自戒)。

今回はそれぞれの役枝を最初に決めることはできなかったけど
一つずつ取っていきながら、ぴたりぴたりと嵌っていくいく感じがして手ごたえがありました。
副の沈みはもう少し長く、副の半分の長さが必要なのですが(枝がなかった)、これはこれで大丈夫らしい。
副え流しらしい曲がりを先生がつけると、らしくなりました。
控も高いのだけど(別れ枝の位置からしてこれ以上短く出来ない)そういう場合は留の沈みをもう少し足して自然に繋がるようにすればいいそうです。

         お手本
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ところで、ワタシはいつも柾木を見るたびに思い出すものがあるのです。
これなんですけどね。
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長い紙を交互に折り重ねていくとちょっとバネ状になる、これ→
実際に作ってみたらそれほど似てないけど(笑)
子供の頃、この形状がすごく好きでした。
by fukumimi_0306 | 2009-09-08 14:47 | いけばな

ナナカマドと百合

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ナナカマドの紅葉した葉とマルコポーロという百合。

日常へ戻る第一歩が花をいけることでした。
幸せ。

今回の花は高級帯の引き立て役なので百合の蕊は外してます。
ナナカマドは日の当たるほうからグラデーションに色が移っていくように枝を張り(こちらが主役)
百合の花は正面よりも帯のほうを向けるようにしました。
けっこう、気に入ってます。
(明日、どうなってるかな・・・)
by fukumimi_0306 | 2009-08-31 23:20 | いけばな

八月 槙のお生花

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お生花をすると
花材が元気か否かにかかわらず、たくさん切って葉もたくさん毟ります。
槙はたくさんの葉っぱが付いているのでじゃんじゃん毟ることに。
ごめんね、と思わないことはない。

毟ってるとき清々しい匂いが立ち込めて
慰めてもらってるのは私のほう。
by fukumimi_0306 | 2009-08-15 23:43 | いけばな